ヘアドネーションで失敗しないために気をつけておいた方が良い4つのこと

美容師さんの間では、ロングヘアからばっさりショートヘアに髪をカットするのは技術難度が高いと一般的に言われています。


そのため、ヘアドネーションに協力的な美容室や美容師さんは技術レベルが高い(または自信がある)傾向にあるとも言えるかもしれません。
しかし、それでも失敗することはあり得ます。

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1.お客様が求めるスタイルと美容室が得意とするヘアスタイルが一致していない


お客様が求めているヘアスタイルと美容室(美容師さん)が得意とするヘアスタイルが一致していることはとても重要です。
一般的にはあんまり知られていないかもしれませんが、美容室によって得意なヘアスタイルのジャンルは様々です。
Instagramなどのツールを活用して、自分が求めているヘアスタイルが得意な美容室なのか、ビジュアルで確認してからのご来店をおすすめいたします。
また、ご自分に合うヘアスタイルを提供してもらえる美容室を探すためのツールとしても、このウェブサイトを活用していただけると幸いです。

2.伸ばしている過程で髪質が変わっている可能性がある


ヘアドネーションなど、年単位で伸ばしていた髪をバッサリ切る時は特に注意が必要です。
なぜなら、伸ばしている間に髪質が変わっている可能性が高いからです。
「ばっさり切ったらクセ毛になった」なんて話を聞いたことはありませんか?
その原因は伸ばしている間に髪質が変わって、少しずつ、癖毛になっていることが原因かもしれません。
ロングヘアは髪自体の重みでクセや広がりが抑えられることがあるので『伸ばす前はくせ毛じゃなかったのに久々にショートにしたら、くせ毛になっていた』ということは、高い頻度でありえます。
ヘアスタイルだけではなく、髪質も見極められる、信頼できる美容師さんを見つけることは非常に重要です。

3.以前に似合ったショートヘアが今も似合うとは限らない


もちろん髪質だけではなく、顔の形も年齢と共に変化します。
数年前に似合っていた髪型が今ではしっくりこなくなることも考えられるので、今の顔の形に似合うヘアスタイルを提案してもらいましょう。
また、ヘアスタイルの流行も数年前とは変わっているはずなので全く同じヘアスタイルにすると、古臭く感じることもあるかもしれません。
その辺りもバッサリ切る前に考えておくと、失敗する確率を減らすことができると考えられます。

4.長さが足りず思ったより短くなる


ロングヘアからばっさりショートヘアにカットするのは、通常のヘアカットとは全く工程が異なります。
なぜなら、毛量の調整が必要だからです。
そして、毛量を調節すると間違いなく切り口から数センチ短くなります。また、段(レイヤー)を入れる入れない、髪に癖があるかないかによっても仕上がりの長さが異なってきます。
しかも、美容師さんによってカットの技法はそれぞれ異なるので、それによっても短くなりやすいカット技法、実際より短く見えやすいヘアスタイルなど様々です。
そのため、具体的に切り口から何センチ短くなるかということは言えませんが長さに余裕を持ってヘアドネーションされることを強くおすすめします。

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